文化12年(1815)に作られた『川通往来』には、稲荷神社と難所だった旧道について次のように記されています。
嶮岨にして山高きことはかり難し、上は峨々たる岩山にして、松の古木、藤、蔦咲き、誠に言い難き景山なり。
急な崖の中央の切道を人馬往来する、下は大川にて逆巻く流れは矢のごとく、その音、山に響き難所なること日本一ともいうべき所なり。
しかしながら、昔より一度も危うきことなく、これもひとえに大明神稲荷のご加護なり。
有り難いご利益により長く崇拝されてきました。春の祭りは4月19日,秋の収穫祭は12月19日に盛大に行われています。
※『大谷郷』より抜粋
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2009.04.04:朝日町エコミュージアム協会