旧明鏡橋の下に、元禄時代に水路状に掘削された舟道遺構の一部を見る事ができます。胴突きで砕いたギザギザな岩盤が残り、大掛かりだった工事を想像させます。
舟道遺構は、平成19年に佐藤五郎氏により確認されたもので、人工的に掘削した30kmに渡る舟道は国内最長であることも明らかになりました。この大工事により、最上川舟運と北前船による西回り航路がつながり、米沢藩はもちろん流域に大きな産業をもたらしたのです。
※写真は渇水すると現れる明鏡橋下の舟道遺構
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2009.04.03:朝日町エコミュージアム協会