春日神社例大祭(8月15日)の旧暦うるう年に伝統の大名行列が行われています。
この大名行列の起こりは、寛政年間(1789〜1800年)と云われています。その当時、左沢百目鬼川原の領地をめぐって争いがおこり、なかなか解決しませんでした。そんな時、旧夏草村の佐竹文右ェ門という人が証人として発言をし、無事に解決をすることができました。左沢領主であった酒井候が褒美をとらせると言ったところ、佐竹文右ェ門は「このたびの問題解決は春日神社のご加護のおかげです。大名行列の許可を賜わりたい」と願い出て、許されたものと伝えられています。
大名行列では、伝統芸能の「八ッ沼獅子踊り」や「奴振り」も披露されます。
(『八ッ沼物語』より抜粋)
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関連書籍『八ッ沼物語』
2009.04.04:朝日町エコミュージアム協会