角田流大谷獅子踊りは、江戸後期の文化年間(1804〜1818)に仙台藩の角田(現丸森町)の宗吽院(そううんいん)から、大谷の天満神社神官だった白田外記家に入婿した清安が伝えたとされます。
宗吽院は、朝日町の大沼浮島神社の山伏神楽を600年前に伊具郡に伝承した歴史を持ちます。さらに、菅原道真の六女みよこ姫が輿入れし中興の祖となった修験寺でもあり、同じ菅原道真の子孫とされる大谷白田家と共通する歴史を持っていることが双方の強いつながりを物語っています。
参考文献『20年のあゆみ』朝日町大谷獅子踊保存会
『つどいの庭に降りた神々』丸森町文化財友の会
『よみがえれ大沼浮島の響き』大沼浮島ものがたり実行委員会
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小径第15集『大谷風神祭』
2014.08.21:朝日町エコミュージアム協会