あさひまちエコミュージアム|山形県朝日町見学情報データベース
和田新五郎さんの青苧2009/04/16 21:25 (C) 朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
|
(C) 特定非営利活動法人 朝日町エコミュージアム協会 All Rights Reserved.
※当サイトの全ての情報は、精通する朝日町民、朝日町教育委員会、学術者のみな様の情報をもとに、朝日町エコミュージアムルームの業務を受託するNPO法人朝日町エコミュージアム協会がまとめたものです。朝日町の観光や郷土学にお役立て下さい。
所在地 / 〒990-1442 山形県西村山郡朝日町宮宿2265 朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」エコミュージアムルーム内 TEL0237-67-2128(月・木休み)
※大黒様写真/撮影 萩原尚季さん(コロン)
※デザイン/サポート by ステップアップコミュニケーションズ
合計8,720,856件 (2010.02.24〜) 記事888頁 今日201件 昨日1708件 [login] Powered by samidare
※当サイトの全ての情報は、精通する朝日町民、朝日町教育委員会、学術者のみな様の情報をもとに、朝日町エコミュージアムルームの業務を受託するNPO法人朝日町エコミュージアム協会がまとめたものです。朝日町の観光や郷土学にお役立て下さい。
所在地 / 〒990-1442 山形県西村山郡朝日町宮宿2265 朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」エコミュージアムルーム内 TEL0237-67-2128(月・木休み)
※大黒様写真/撮影 萩原尚季さん(コロン)
※デザイン/サポート by ステップアップコミュニケーションズ
合計8,720,856件 (2010.02.24〜) 記事888頁 今日201件 昨日1708件 [login] Powered by samidare
大谷裏小路の和田新五郎さんは、現在も「青苧」を栽培し、糸をとっています。
古来からの衣料原料だった青苧の栽培は、江戸時代から明治時代にかけての朝日町の代表的な産業でした。
和田さんの栽培している青苧は、昭和10年(1935)、15歳のときに祖父の元治さんと植えたものを残しておいたものだそうです。糸をとる「青苧はぎ」は、母ふみえさんの仕事で、収穫したものは馬具用の縄をなったりするのに使っていたそうです。
八月、刈り取りや青苧はぎを見せていただきました。和田さんは背丈ほども伸びた枝を一本一本刈り取ると、手のひらで茎をぎゅっと掴み、手前に引き、葉っぱを見事に扱き落としました。私も真似をしてみましたが、柔らかな手のひらではとても痛くてできませんでした。また、糸をとるために、一晩水に浸けた茎に鉄製のへらを押しあてて引っ張り、青い表皮をはぎとる作業は弱くするととれず、強すぎると糸が切れそうになったりしました。大変でしたが楽しく体験させていただきました。
手のひらに付いた茶色い染みは四、五日消えませんでしたが、昔の青苧職人と同じと思うとうれしくなりました。
報告 宮森友香(エコミュージアムルーム職員 2004)
和田新五郎さんのお話
→栽培から糸とりまでの作業
→DVD『和田新五郎さんの青苧』
志藤富雄さん、白田千代志さん、堀敬太郎さんのお話
→青苧の栽培と製品化
→青苧の使われ方
報告
→青苧糸とり体験記
→ガイドブック『五百川峡谷』
→五百川峡谷の魅力
→五百川峡谷エリア